Vientiane Times ラオス中国鉄道建設ほぼ完了

ラオスのニュース拾い読み
ネット版ビエンチャンタイムズから記事を紹介します。
今回は2020年6月8日(月)分です。

ポイント

ラオス中国鉄道建設の進捗報告(2020年5月末時点)
(1)ビエンチャン特別市ナーサイトン郡フワイナムイェン村・ルアンパバーン県区間
1) 建設全体の進捗率:89.43%
2) トンネル建設:65/75カ所が完成
3) 鉄道橋建設:164カ所、鉄道橋の柱約2000本、橋桁746枚が完成
4) 線路建設:50km/409kmが完成
(2)フェーズ2:ビエンチャン特別市乗客用駅・タナレーン貨物用駅区間
1) 乗客用駅150ヘクタール、線路17kmの用地指定が完了
2) ビエンチャン南駅3カ所のうち、点検整備場57ヘクタール及び貨物倉庫50ヘクタールの用地指定が完了し、貨物操車場については設計の段階にある

概要
ラオス・中国鉄道建設の進捗率は89.43%に達し、トンネル65カ所、鉄道橋164カ所が完成した。

Xiao Qianwen・ラオス・中国鉄道会社代表は、ラオス・中国鉄道建設の進捗状況について、ブントーン・チットマニー副首相兼ラオス・中国鉄道建設プロジェクト指導委員会長に報告した。

報告によると、2020年5月末時点の進捗率は89.43%に達し、トンネル建設は合計75カ所のうち65カ所が完成した。また、鉄道橋164カ所、鉄道橋の柱約2000本の建設が完成し、計画の36.60%に当たる橋桁746枚が設置された。

首都ビエンチャンナーサイトン郡フワイナムイェン村・ルアンパバーン県間全長409kmの線路建設のうち、50kmの建設が完了している。

首都ビエンチャンの乗客用駅からタナレーンにある貨物用駅までの線路建設(フェーズ2)も進んでいる。乗客用駅150ヘクタール、線路17kmについては、用地指定が完了した。ビエンチャン南駅3カ所については、点検整備場57ヘクタール及び貨物倉庫50ヘクタールの用地指定が完了し、貨物操車場については現在設計の段階にある。その他の建設も進捗しており、2021年末に完了する予定。

副首相はビエンチャン・ヴァンビエン高速道路の建設現場も視察した。同高速道路は、全長109km、13億ドルのプロジェクト。

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