サイセター郡:デング熱対策を継続

2019年8月20日のビエンチャンマイ紙(*1)の記事について、大まかな和訳を紹介しています。

(*1)ラオス政府の新聞社。英語名はVientiane Mai。

【キーワード】

保健省、デング熱、ビエンチャン、サイセター郡、ラオス語中級

 

記事名:サイセター郡はすべてに人にボウフラの駆除を行うよう働きかけを継続
 

(1)

首都ビエンチャンのサイセター郡は、サイターニー郡に次いで2番目に大きい都市であるが、1,167件のデング熱、2名の死亡が報告されており、対策としてボウフラ駆除を継続していく。


(2)
2019年8月17日、サイセター区管理当局は、タノーム・タムトーン・サイセター郡長、サイニャウォング・ドゥワンマニー・ビエンチャン都保健課長補佐、カンタラート・ピラパンデス・サイセター区保健室長、職員、村のボランティアらが立ち会い、郡の保健担当と協力し、カームンゴーイ村の村人にボウフラとヒトスジシマカの駆除をお願いした。

(3)
カンタラート・ピラパンデス氏は、公衆衛生局は病気の対策として幼虫とヒトスジシマカの駆除を行うと述べ、6つの戦略を取るとした:

対策周知
家庭内向けのデング熱対策5つを作成し、9233枚を45村(43%)の家庭に配布


ボランティアの体制構築
村人から498人(平均10人/村)のボランティアを集め

駆除
ウイルスの動向に留意しデング熱患者の状況を確認、幼虫調査を216回実施、調査済の家は4,808戸(21%)、幼虫が発見された家120戸、トレイなどの入れ物13,211個、幼虫が発見された入れ物163個、成虫に対する殺虫剤散布37回(11村)、ຊາຍອາເບດ(ボウフラ用殺虫剤の品名と思われる)3545グラムを配布

養魚活用
郡に6つある養魚池でのປາຫາງນົກຍຸງ(ボウフラ駆除に有効とされる魚の一種)養殖を活用(この後箇所はよく分かりませんでした…)。

対策会議
毎週土曜日、これまでに10村で10回、デング熱防止対策会議開催

啓蒙・広報
28村に車で回り保健教育について広報し、また工場2カ所、学校においても5回広報を実施。また、デング熱対策の看板を3村で設置。

引用元:https://www.vientianemai.net/khao/22067.html