ラオス情報文化観光省・観光管理局:ナーン郡でのバス転落事故について報告

2019年8月23日のパテートラオ紙(*1)の記事について、大まかな和訳を紹介します。

(*1)ラオス政府の新聞社。英語名はKPL(Khaosan Pathet Lao)またはthe Lao News Agency。

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記事名:ラオス情報文化観光省・観光管理局:ナーン郡でのバス転落事故について報告
23/08/2019 12:21

 

(1) 

 情報文化観光省・観光管理局は、観光バスがルアンパバーン県ナーン郡ナームアング村付近の谷底に転落した県について報告し、次のように述べた:

 

(2)

中国籍のWang Long Tour社は、2019年8月15日から24日の日程にて、中国から42人の観光客を契約パートナーのラオス籍ラオトングナーン社に送り出した。一行は、ワッタイ国際空港着発でビエンチャン-ルアンパバーンを7泊8日で観光する予定だった。 

(3)

今回の観光業務について、両社は4台の車両を使用することで同意していたが、ラオトングナーン社はニウミーリーニアム(英語のnew millenniumのラオス読みと推測)観光ltd社からリースした車両1台しか使用していなかった。


(4)
先述の車両は、登録ナンバーがビエンチャンບຂ 8839、45人乗りであり、1%はビエンチャン都シーコータボーン郡ノーングニアオ村にあるスマイル社(観光地開発の会社)が保有している。 

(5)
 2019年8月19日、ツアーの一行は首都ビエンチャンで2泊した後ルアンパバーンに向かった。15時30分ごろカーシーからナーン郡に移動中、ルアンパバーン県ナーン郡ナームアング村(ガーオ川橋周辺)にちょうど到着したところで制御不能になり事故に会いガーオ川に転落、13人が死亡(女性8人)、33人が負傷した。


(6)

そのうち、ラオス人は2人(女性1人)、運転手と中国語のツアーガイドとして乗車しており、治療のためけが人をラオス中国国際病院、ルアンパバーン病院に連れていき、さらに何人かはビエンチャンの103病院に連れて行った。

(7)
 観光管理局は、ラオトングナーン国際観光社について、2017年6月29日付の文書No44にてビエンチャン都・情報文化観光課より観光事業の認可を受けていると伝えた。また、同都シーコータボーング郡ワッタイノーイ村のサンチアンエリアに本社があり、中国籍のQingliang氏が代表を務めている、とした。同社は、ラオス側が30%、中国が70%の株を保有する国内外の観光サービスを提供している。


(8)

当該事故車をリースしたニウミーリーニアム社は、観光事業認可書を取得済。同認可書は韓国籍のPark Cheo氏に対し2019年6月15日ビエンチャン都・情報文化観光課が発出したもの。


Source:

kpl.gov.la