Vientiane Times　デング熱、シェンクワン県除くすべての地域で感染が確認

ラオスのニュース拾い読み
ネット版ビエンチャンタイムズから記事を紹介します。
今回は2020年6月20日（土）分です。

ポイント
・2020年、1904人のデング熱感染が確認、うち5人が死亡（2019年：76人死亡）
・シェンクワン県を除くすべての地域で感染が確認され、最多感染者数は首都ビエンチャンで427人
・保健省は、感染拡大阻止のため、蚊撲滅運動の5箇条を発表
1) 水が溜まる容器の蓋を閉める
2) 植木鉢、お盆などに溜まる水を入れ替える
3) パーハン・ノックニュン（ボーフラ駆除用の魚）を活用する
4) 植物の殻や空き缶、古タイヤなどに溜まる水を除去する
5) 上記運動を徹底すること
・重篤化を避けるため、発熱したらすぐに医師の診察を受けよう呼び掛けている

概要
保健省は、雨季が始まり、デング熱の感染拡大にも注意が必要とし、2020年、シェンクワン県を除くすべての地域で1904人の感染が確認され（首都ビエンチャンでは最多の427人が感染）、うち5人（首都ビエンチャン2人、ボリカムサイ県1人、カムアン県1人、サイニャブリ県1人）が死亡したと伝えた。

保健省は、感染拡大阻止のため、蚊撲滅運動の5箇条についてガイダンスを発表した。同ガイダンスには、蚊の産卵を阻止するため、水が溜まらないよう容器に蓋をすること、植木鉢、お盆などに溜まった水を入れ替えること、パーハン・ノックニュン（ボーフラ駆除用の魚）を活用すること、家周辺にある植物の殻や空き缶、古タイヤなどに溜まった水を除去することが含まれる。

デング熱の予防、重篤化を避けるため、発熱したらすぐに医師の診察を受け、5箇条の実施を徹底するよう呼び掛けている。
2019年、全国でデング熱によって死亡者は76人。

引用元：