Vientiane Times サワナケート県の米輸出量、わずか2か月で約7000トンを達成

ラオスのニュース拾い読み
ネット版ビエンチャンタイムズから記事を紹介します。
今回は2020年6月10日(水)分です。

ポイント
サワナケート県の米輸出状況について、ラッタナ・サイソムバット・サワナケート県農林局農業担当長の発言
・同県の1-2月の米輸出量は6865.85トン(ベルギー向け2000トン、中国向け1520トン含む)、輸出額は400万ドル超
・3-5月は新型コロナの影響を受け輸出なし
・同県は政府が定める米生産の指定県であり、チャムポーン郡とサイブリー郡が生産量トップ2郡
・2019年、同県の米の輸出実績は、洪水被害が影響し低水準の7150.89トン
・2020年、米価格は高水準。生産能力も向上し、同県の米輸出量は昨年を上回ることが期待される

概要
サワナケート県
による1-2月の米輸出量は、ベルギー向け2000トン、中国向け1520トン含む合計6865.85トンに達し、輸出額は400万ドル以上となった。

ラッタナ・サイソムバット・サワナケート県農林局農業担当長による先日の発言によると、サワナケート県は面積が広く、稲作に適した平地も多いことから、政府は同県を国内及び輸出向け米生産の指定県に定めている。

3-5月の間は、ラオスを含む多くの国で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響が広がった。政府は緩和措置を打ち出し、国内サービスは再開されたものの、多くの国でCOVID-19の感染拡大は収まっておらず、依然厳しい措置が必要な状況の中、輸出実績は2ヶ月間のみとなった。

ラッタナ氏は、2019年のサワナケート県による米の輸出実績について、昨年は、洪水影響を受け、多くの被害が出たこともあり、7150.89トンと低水準で推移したと説明した。

2020年については、目標を超える乾期米の生産が可能であり、価格も高水準にあり、サワナケート県は、輸出状況が正常化すれば、昨年よりも多くの米を輸出することができると期待している。

チャムポーン郡とサイブリー郡が米の生産量トップ2郡である。

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