Vientiane Times コロナ影響「失業率25%に上昇も」

ラオスのニュース拾い読み
ネット版ビエンチャンタイムズから記事を紹介します。
今回は2020年6月27日(土)分です。

ポイント
労働市場に関するカムペン労働社会福祉大臣の発言(6月25日、第8期第9回通常国会)
・ラオスの失業率:9% → 25%に上昇する可能性あり
・ラオス政府は、外国人労働者の流入を制限する必要がある
・失業者支援:短期的な技能実習の機会を迅速に設置する
・製造・サービスセクター等には、ラオス人労働者を雇用し、システム近代化・労働市場に関する情報提供を多様化し、近隣諸国における労働社会保障の申請延長について、外務省を通じ近隣諸国と調整するよう促した

概要
6月25日、第8期第9回通常国会中カムペン・サイソムペン労働社会福祉大臣が述べたところによると、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が長引く中、ラオスの失業率が通常時の水準である9%から25%に上昇する可能性がある。

カムペン大臣によると、政府は、雇用創出のため、外国人労働者の流入を制限するとともに、国内外からの投資誘致に注力する必要があるとの認識を示した。

大臣はまた、農業・加工業セクター向けの投資認可を促進し、外国から戻ったラオス人労働者の採用を増やすとともに、社会保障制度加入者向け失業保険制度を継続するとした。

COVID-19の影響で失業した人たちの就職・転職支援については、関係者と連携し、短期的な技能実習の機会を迅速に設置すると述べた。

製造業・サービスセクター及びプロジェクト事業者などには、ラオス人労働者の雇用を促進し、労働市場情報システム近代化・情報提供を多様化し、
近隣諸国における労働社会保障の申請延長について、外務省を通じ近隣諸国と調整するよう促した。

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