ラオス:新型コロナウイルスの予防対策会議(2020年3月6日)

2020年3月6日午前、首相府にて開催された新型コロナウイルスによる肺炎の予防・管理対策本部会議の様子について、ラオス首相府に記事がアップされていました。概要は以下のとおりです。

ソムディ対策本部長の指示の中に、「郵便電気通信省はフェイクニュースを監視すること」とありました。ラオスでの感染はまだ確認されていませんが、情報が正しいか見極めることも大事ですね。

議長:ソムディ・ドゥアンディ対策本部長(副首相兼財務大臣)

プートン・ムアンパーク・同対策本部事務局長による新型コロナウイルスの状況報告
2020年3月4日午前6時30分時点で世界で95,308人の新型コロナウイルス感染者が確認された(死者3,285人)。国別の内訳は以下のとおり。
中国:80,409人(死者3,012人)
イタリア:3,089人(死者107人)
イラン2,922人:(死者92人)
韓国5,621人:(死者35人)
日本331人:(死者6人)
その他79国でも確認

ASEAN10か国:
シンガポール:110人
マレーシア:50人
タイ:43人(死者1人)
ベトナム:16人
フィリピン:3人(死者1人)
インドネシア:2人
カンボジア:1人

ラオスにおいて、53の疑わしいケースが報告されたが、検査の結果陰性であったことを確認

ソムディ対策本部長の指示
以下の点に注意・注力すること
・広報強化
・入国管理強化
・入国車両の消毒
・法整備の見直し
・監視・予防対策の強化
・マスクの供給と物価管理
・感染者対応を想定した研修実施
・国際機関・外国からの支援受け入れ
・対策本部事務局、各セクター、地方間の連携強化
・武漢市滞在の留学生への支援及び両親への情報提供
・郵便電気通信省は、対策本部事務局らと連携し、フェイクニュースなどを監視するとともに違法者に対し然るべき措置を取ること
・対策本部事務局は、会議の記録、本件にかかる予算執行状況、新たな予算案について取りまとめを担当すること

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1416&CateID=5

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