【文法・内容解説編】高橋ダン English Channel 今週は超重要、各国中央銀行が議事録発表 / 米国、対イラン武器禁輸措置延長求める(8月16日)

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いつも記事を見ていただきありがとうございます。

ブログではいろいろな英語カタカナで書いています。すべて発音記号に対応しています!

今日は、ウォール街出身の投資家YouTuber、高橋ダンさんの動画を取り上げました。

先日「今週は超重要、各国中央銀行が議事録発表 / 米国、対イラン武器禁輸措置延長求める(8月16日)」という記事でダンさんの英語動画を紹介しましたが、今日は、文法・内容解説編です。

今回の記事は、知人の「ほたてちゃん」が寄稿してくれました。文法、内容についても知りたかった、という人はぜひチェックしてみてください。

↓ほたてちゃんの記事はこちらです↓
ほたてです。Takaさんの知人で、最近は英検1級合格を目指して勉強しています。
高橋ダンさんのビデオから、Takaさんがカタカナ母音でスクリプトを作ってくれた部分において、自分が英語を喋るときに使えそうな表現を抜き出すついでに、文法の分かりにくいところなどを解説していきます♪

♡ポイント♡
・大事な部分は赤字
特に品詞で分けたりはせず、ポイントだなと思った部分は全部赤くしてあります。
・内容的に重要でない挿入句は (丸括弧でくくる)
ただのクッション言葉だったり、そのあとすぐに言い直したりして内容的に重要でないと私が思った部分は丸括弧でくくってあります。自分が喋るときに、つなぎとして使える言葉もありそうですね。
・現在完了形は下線
個人的に、現在完了形の感覚をもっと掴みたいので、アンダーラインしました。
・文の流れが分かりにくいところは、内容の切れ目を「/」(スラッシュ)で切る
喋りの説明ゆえに、テキストの文章と比べて文の形が整ってないことがあります。分かりにくいところはスラッシュで整理しました。

 

今週は各国中央銀が議事録発表するスーパー大事ウィーク!

In my opinion what you should pay attention to most.
This is gonna be a very big week in terms of economic policy.
I think we should keep paying attention.
I know it's summer time but this is a lot.
This is a super week for central banks.
You have almost every single major central bank except the Japanese central bank reporting either minutes or their actual monetary policy meetings.
So, this is important to highlight and then Japan’s gonna announce their GDP figures as well as the trade balance and inflation.
So, Japan will also be announcing a lot of stuff.
So even though it's mid-summer with august please keep an eye on all this economic data.

特にコメントすることありません。exceptは「~以外」、minutesは「議事録」。
内容的には、夏はホリデーシーズンだけど、今週は重要な経済ニュースばっかりだから気を抜くなよってこと。

 

米国の中東政策、対イラン武器禁輸措置延長を求める

Otherwise I think Trump… /
Iran and then the Iran sanctions (I think) /
this① is gonna be a big deal /
how this② is portrayed in the Middle East right now.

“Otherwise” は ”in other ways” がもともとのニュアンス。ここでは、前段の中央銀行の話を終えてからの「他に重要なニュースは…」という意味。
その後のthis①が指すのは ”Iran and the Iran sanction” です。
次のthis②が指しているのも”Iran and the Iran sanction”です。
そしておそらく、ダンさんは喋っているうちに、this①が” how this② is portrayed in the Middle East right now” のフレーズ自体も指すような形に途中で方向転換したと思われます。喋り言葉ならではです。あえて訳をつけるなら「イランや対イラン制裁、これは重要になります、これが中東でどのように評価されるのかということが。」といった感じでしょうか。 

 (Right now the…) Trump administration made very good progress /
in terms of (I think) what's going on with Israel and the U.A.E.

“make progress” はaとか付けませんし複数形にもしません。Progressは不可算名詞。一方、effortは加算のときも不可算のときもあります。”make an effort” も ”make effort” も聞きますが個人的には前者のほうが耳馴染みがある?

They're making concessions helping for broking a deal between Israel and U.A.E. /
for Israel to make concessions /
so they will not block off the west bank etc.

“broking” で「仲介する」。
“block off” は「ふさぐ、封鎖する」。
“west bank” 「(ヨルダン川の)西岸」。
内容的には、アメリカがイスラエルとアラブ首長国連邦の和平交渉を仲介したことをプラスに評価しています。

But now talking about snapping back the Iran sanctions, /
I think that (you know) this is nationalism.

But it's also because it seems that /
Iran is continuing to break their five-year ban on weapons, conventional weapons nuclear weapons etc.
So, we'll see how this is being portrayed.

“snap back” で「元にすばやく戻る」という意味。
イランに対する厳しい姿勢はアメリカのナショナリズム(の表れ)といえる。でも、それはイランが5年の武器禁輸措置を破り続けているようだからだともいえる。
ここ少し分かりにくいですね。
イランに対する厳しい姿勢の理由を「①アメリカのナショナリズム」「②イランが措置を破り続けているようだから」と2つに分けて説明しています。
理由①がbecauseで表現されていないので、理由②でいきなり ”but it’s also because” と来て少々面食らいます。

今回はあまり、自分がすぐに使えそうなフレーズは無かったです…。
さて、内容は頭に入りましたか?次はいよいよシャドウィングをやってみましょう。Takaさんのカタカナ母音スクリプトへどーぞー(*‘ω‘ *)

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