トンルン・シースリット首相：グエン・スアン・フック・ベトナム首相を公式訪問
2019年10月2日のラオス首相府ウェブサイトの記事について、大まかな和訳を紹介します。
記事名：ラオス首相：ベトナムを公式訪問
担当：情報部広報課
（2019年10月2日）
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（１）－１
トンルン・シースリット・ラオス人民民主共和国首相は、グエン・スアン・フック・ベトナム社会主義共和国首相 の招待を受け、2019年10月1日から3日の日程にて、両国の伝統的な包括的協力関係及び特別な連帯関係、友好関係強化のため、首相夫人、高官代表団とともにベトナムを公式訪問した。
（２）－１
2019年10月1日、トンルン・シースリット・ラオス首相が代表を務める高官代表団は首都ハノイに到着し、グエン・スアン・フック・ベトナム首相同席の下、ベトナム国家主席府で執り行われた公式歓迎式典に出席した。
（２）－２
公式歓迎式典の後、グエン・スアン・フックベトナム首相はベトナム側高官らと官庁にてトンルン・シースリット・ラオス首相及び高官代表団と二国間会談を行った。
（２）－３
トンルン・シースリット首相は、ベトナムの政府・国民からの温かい歓迎に感謝し光栄なことであるとし、首相として2回目となる公式訪問は最も重要で意義のあることであり、深い友情、友愛、親しさ、相互信頼によるラオス・ベトナム両国の党、政府、国民間の確固たる関係を示した。
（２）－４
ベトナム国民は、ベトナム共産党の指導の下、国家に安定をもたらす政治経済の継続した発展・成長、暮らしのさらなる改善、域内及び国際社会におけるベトナムの地位の益々の向上など、多方面にわたる歴史的に重要な成果を収め、トンルン・シースリット首相は、これを高く評価するとともに心から祝意を述べた。
（２）－５
2020年は、ASEAN議長国並びにASEAN議員会議の議長国を務めるベトナムにとって特別な年となる。
（２）－６
また、今次会談では、これまで両国のハイレベルで合意されてきた様々な分野の事業実施及び協力協定の文書作業・取り組みの結果を強調し、下記する分野における今後の協力計画について立案した。
省庁機関、市民組織、地方行政間の連携に及ぶ政治、外交、国防・治安維持、国境管理、経済、貿易、投資、エネルギー・鉱業、公共事業・運輸、財務、教育、人材育成の分野における計画。 
（３）－１
今次訪問で首相は、次の計8つの協力協定文書の署名に立ち会った。
文書１：国会議事堂建設事業にかかる修正事項についてのラオス・ベトナム両政府間の合意書
文書２：ラオス・ベトナム間の経済、文化、教育、科学技術の分野における協力戦略2021-2030年の策定及び2021年から5年間の協力枠組にかかるラオス・ベトナム両計画投資省間協定
（３）－２
文書３：ラオスのルアンパバーン県ティットプーン山・国境ナーソン経由ベトナム・ディエンビエン省・ディエンビエンドン県行きの道路建設向け融資承認にかかるラオス・ベトナム財務省間の合意書覚書
文書４：銀行分野の協力枠組2019-2024にかかるラオス中央銀行・ベトナム国家銀行間の合意書覚書
（３）－３
文書５：教育・人材育成の分野における協力枠組2021-2030策定にかかるラオス教育スポーツ省・ベトナム教育訓練省間の計画書
文書６：風力発電による電力売買取引の協力枠組にかかるラオス・エネルギー鉱業省・ベトナム商工省間の合意書覚書
（３）－４
文書７：ラオス・チャルンセコングループ・ベトナム・ソンダ5ジョイントストックカンパニーのナムコン2・3ダム、ナムイムンダム、ナムアーングダムによる電力輸入証明書の受け渡し
文書８：民間航空運送の開発協力にかかるラオス公共事業運輸省・ベトジェットエアーの合意書覚書並びにラオス・ベトナム共同声明
Source：http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1362&CateID=5
Songda 5 JVCのウェブサイト記事（ナムイムン水力発電事業の概要が紹介されています）
ラオスと隣国の国境マップが紹介されています。
