この英語聴き取れますか㉒：ワドゥユすィングクスィンサぃド？
このブログでは、カタカナ母音を使って発音記号を「カタカナで見える化」し、英語を紹介しています。カタカナ母音は、身近なカタカナ表記なので直観的、また英語の音を「見る」という新感覚が刺激になり、曖昧だった音の整理が進むことで印象に残りやすく、記憶定着も促進されます。
ということで、今日はニック先生の動画を紹介しながら、よくある脱落や連結の型についてカタカナ母音で解説していきたいと思います。ニック先生の動画はとてもわかりやすくて、実際ネイティブがどう発音するか解説されているので、とてもありがたい動画です。それでは見ていきましょう。
今回の英語は、Lostというドラマのワンシーンからです。場面は飛行機が墜落して不時着した無人島です。男2人が誰もいないはずの島をさまよっていると地面にドア（hatch）を見つけます。セリフは、開けようとしてもどうして開かないそのドアについてのやりとりです。これまで紹介してきたで脱落や連結がたくさん使われているので、聴き取れるかトライしてみてください。
（0:42～、再生ボタンを押せばすぐ始まります）
正解は[ What do you think's inside? Hope. I think hope's inside. ]でした。それではカタカナ母音の解説を見てみましょう。
What do you think's inside?
意味・表現：
・「中身は何だと思う？」という表現です。
・think'sはthink isの短縮です。heやsheに使う三単現のsではありません。
・What is inside?だけだと「中身は何ですか？」ですが、whatとisの間にdo you thinkを入れると「中身は何だと思いますか？」になります。
発音：
①What：tは脱落
②think's：θiŋks。発音は三単現のsと同じです。
③think's inside：連結して/ θiŋ_ksinsaid /
Hope. I think hope's inside.
「希望だよ。中には希望が入っていると思う」と返答しています。
hope'sはhope isの短縮です。複数形・三単現のsではありません。発音は複数形・三単現のsと同じ/ houps /です。
それでは全部合わせて聴いてみましょう。みなさんも声に出して練習してみてください！
（8:14～、再生ボタンを押せばすぐ始まります）
いかがだったでしょうか。ある程度型で覚えていけば、音がつながっていたり脱落していてもリスニングはかなり楽になると思います。発音記号では覚えられないし、カタカナで書くと細かな音の違いが曖昧になり、結局音が再現できないという人は、カタカナ母音で直観的に覚えていくことをおススメします。
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